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2001年11月21日

11/21

昨日から入院して退屈しっぱなし。まだ何もしていないから普通の元気な人だからね。前回の入院で同室だった子宮ガンのHさんに会うが他にいろいろと余病が出て治療ができないでいるらしい。私には特に問題はないので今夜から点滴が始まる。
何ともなかったはずなのに急に不安な気持ちになってくる。やっぱり怖いのかも。副作用がつらいのは3日くらいだろう。
それでもその間は自分がガンだということを思い知らされる。今は坊主頭であることにもなれているので、それを見ても病気を思い知らされるということはなくなりつつある。でも副作用はつらい。つらいと気持ちも弱くなる。だからかな。
今日は亡き母の誕生日だ。生きていれば61歳になるはずだ。亡くなった人の年を数えるのはよくないというが、これを忘れないことは生前できなかった母への親孝行だと思っている。
卵巣ガンは発見が遅れることが多く、進行した状態で他臓器への転移などから発見されることが多いという。私の腫瘍が早めに発見されたのは母が報せてくれたからだと思っている。まだこっちにきちゃいけないよという親心だと思う。今回来る前にお墓参りにいき、母にお礼とこれからのことをお願いしてきた。私も母なのだ。子を想う気持ちは変わらないであろうだからこそ、気持ちを強く持ってがんばらなくてはと思う。

投稿者 chaco : 2001年11月21日 14:59

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