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10/1 緊急入院 |
午後7時、坊主に離乳食をやっているうちに下腹部がチクチク痛んでくる。そのうち、痛みが強くなってきたけど我慢して添い寝で授乳。坊主も寝たころ、け。が帰ってきてくれて夕飯を作ってくれた。せっかくなので食べようとすると、治まってきた痛みが復活。ものすごい痛みが襲ってきて、まるで太い槍を腰から下腹部に
貫通させられているよう。 |
10/2 緊急手術 |
午後一番に手術。手術前の注射で寝てしまい、気がついたときには手術台の上、でもすぐ麻酔で気を失い、その次はすでに病室で |
10/3 |
ものすごく乳が張る。術後で動けないので搾乳してもらうけど、熱を持ってかなり痛い。でも、先生から授乳の許可が出た。 病巣はグレープフルーツくらいとかなり大きくなっていた。普通ならここまで大きいと動かないはずなのに半時計回りに二回転(720°)も茎捻転していた。二月に出産したときにチョコレート嚢種が疑われたので帝王切開になり、そのときに見てもらった異常はなかったはずなので、短期間でのかなりの成長。だから詳しく病理検査をするということ。このときはガンかもと疑いつつも、そうでないだろうという思いのほうが強かった。 面会時間も終わるころ、坊主が来る。やはりミルクは飲まないようでヨーグルトなどを混ぜ、だましだまし飲ませているらしい。 |
10/4 |
午前中にけ。が来てくれる。でも、坊主は義母に預けっぱなしなので会えなかった。こういうとき、実母が生きていればよかったのにと思う。人見知りで義母に慣れていなかった坊主は大丈夫だろうか? 毎日いっしょだったのにあえないととてもつらい。 |
10/5 |
いろいろつながれていたのもはずされたので昨夜は快眠。五分粥のご飯じゃ足りない!(笑) |
10/6 |
今日は洗髪をしてもらう。すっきり、さっぱりいい感じ。朝、け。が来る。昨日のことを話し、かなり泣けてしまった。 |
10/7 |
今日は日曜。坊主と長くいられると思っていたのになかなかこない。待ちきれずに電話をするとうぃんとオンちゃんの交配をするので夕方になりそうだとのこと。ものすごく楽しみにしていたので怒って電話を切ってしまう。 |
10/8 |
体育の日。なんか10日じゃないのは変な感じ。さすがに義母も疲れているらしく、今日は車の中で寝ているとのこと。 |
10/9 |
朝から先生が来るのが待ち遠しい。そういうときに限ってぜんぜんこない。 |
10/10 |
抜糸も終わり、体もかなり元通り。しかし、運動不足の毎日なので体操したり、1階まで降りてみたりと運動してみた。早くても帰れるのは週末らしい。あ〜早く帰りたい。 |
10/11 |
明日で術後10日。お隣も今日で退院だし、私も期待いっぱい。しかし、うまくことは運ばなかった。 |
10/12 運命の日 |
一日中どきどきしっぱなしで、今にも心臓が口から飛び出してきそう。結果、予想通り悪性。 ※私の母は乳ガンが2年後に再発し肺に転移、平成9年10月31日にこの世を去っています。 |
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